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Forastero
TERROR/CACTUS
SHIKA SHIKA COLLECTIVE
- Cat No.: ShSh066
- 2024-12-16
自然界との交信のようなミスティック・ダウンテンポ/エレクトリック・フォルクローレですが、かと行ってほんわかしたニューエイジ感は前出さず、フォルクローレ独特の暗さ / ダークさが絶えず底に漂ってます。ミニマル要素も強く、フロアでもガンガン鳴りそうな低音はチャンチャのワークスだなと。フィエスタ(祭り)と祈りが漂う、Shika Shikaワークスの面目躍如の5曲入りEPです。 (Shhhhh)
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アルゼンチン生まれ、アメリカ在住の音楽家Forastero。いわゆる移民の立場ですが、そのアーティスト名もフォルクローレの用語で”トルバドゥール(吟遊詩人)”の意味を持つ、アメリカでもアルゼンチンでもない疎外感が国境を超えた帰属意識を芽生えさせたという。その点はまさに、”a record label without owners for music without borders.”のコンセプトのShika Shikaからのリリースというわけです。
サウンドの方はオールドスクールなクンビアを微細にエレクトリック、サイケデリック要素を散りばめた良質エレクトリック・フォルクローレ、ダウンテンポ。チャランゴとマリンバの伝統楽器の響きが美し。移民という経歴からフォルクローレの持つ、遠さ、みたいなものとも情感として相性はいいですね。音楽に血が走ってます。”Pirámide De Fuego”(sample1)なんかは今のテクノなんかとも繋げれそう。
レーベルオーナーのバリオリンド参加!
ボーカリストでPahua、Corina Lawrence、Rumbo Tumba2名の女性ボーカリストがミスティックな要素を加えています。 (Shhhhh)